現代にくらしている私達にとって、イヌとのくらしは密接でその存在はかけがえのないものです。しかし、そのイヌとのくらしがお互い幸せを感じることができない場合があります。（一般的に「問題行動」と言われますが、その本来の意味は皆様がご理解されている意味と異なります）
こうした人間とイヌとのくらしは「しつけ・トレーニング」で改善できない内容があります。それは、イヌの気質や個性・身体的健康状態・生理的、遺伝的要因・家族としてくらす前の環境が影響を与えると同時に、飼い主様自身や今の家庭（生活）環境・そこから生じる心理的要因が影響を与える場合があります。イヌとのくらしが良い方向へ向うには、飼い主様が課題を受け入れて根気強く指導内容を実践していただくことです。
「行動カウンセリング」では、イヌと飼い主様の詳細な情報収集を行います。イヌの行動学を基本に、さまざまな視点でその情報を判断していきます。そして課題の行動の要因を追求・分析し、行動の改善にむけてのアドバイスや計画・実行の可否を踏まえて指導していきます。
「行動カウンセリング」は、行動の要因を突き止める大切な時間です。カウンセリング結果によっては獣医師との連携が必要な場合もあります。
また、行動改善には、長い期間を必要とすることがあり、飼い主様が実行できるか否かが鍵を握ります。飼い主様の実行なくして改善は望めません。
「行動カウンセリングと指導実施」では、イヌと飼い主様・ご家族の関係を健全化（再構築）することを目的としていくものです。

カウンセリングと指導実施の流れ

ご予約をいただいたお日にちに詳細なカウンセリングを行います。カウンセリングではできる限りご家族皆様のご参加をお願いいたします。また、カウンセリングにかかる時間は120分以上です。カウンセリングを行い、イヌと飼い主様の現在の状態・改善に要する期間・内容・実行の可否を指導します。
初回のカウンセリングがとても大切です。飼い主様もカウンセリング時にさまざまな情報・お悩み提供のご協力をお願いいたします。改善に対する期間にそって訪問回数を決め、実施していきます。飼い主様・ご家族の努力と根気、皆様で協力し合うことが必須であるとご理解ください。

料金（税込み・初回登録料・出張費別）